「おじゃりもうせ」
この言葉を目にしてみて、どんな印象を持ちますか?
聞き慣れず、少し不思議な響きかもしれません。
でも、この言葉の意味を知ったとき、私はここ以外の名前は考えられないと思いました。
「おじゃりもうせ」とは、鹿児島県のある地方に伝わる言葉で
「よく来てくれましたね」「いらっしゃいませ」という意味です。
この言葉に込めたのは、「よくこの相談室と出会ってくれましたね」という出会いへの感謝の気持ちです。
カウンセリングの扉を開くまでに、どれほどの時間と葛藤があったか。
「こんなことで相談していいのかな」「もっとつらい人がいるのに」「うまく話せるかわからない」そんな気持ちを抱えながら、それでも一歩踏み出してくれたこと。
その勇気を、まず受け取りたいのです。
精神科・心療内科で長年、さまざまな悩みをもつ方やそのご家族と向き合ってきました。その経験の中でずっと感じてきたことがあります。
人と人との出会いは、一度きりだということです。
同じ悩みを持つ人は他にもいる。
でも、あなたという人は世界にひとりだけです。
あなたがこの相談室と出会い、話してくれる時間は、どんなに短くても、かけがえのないものだと思っています。
だから私たちは、一期一会を大切にしたいのです。
カウンセリングは、答えを与える場所ではありません。一緒に考える場所です。
うまく話せなくても、言葉にならなくても、大丈夫です。
話したいけれど何を話せばいいかわからない、そんな状態のままでも来てもらえたら、それが出発点になります。
あなたが自分の気持ちと向き合う時間を、そっと一緒に歩んでいきたいと思っています。
精神科・心療内科での長年の臨床経験を活かしながら、公認心理師・臨床心理士として、あなたの話を丁寧に受け取り、あなたが自分らしく生きていけるよう、一緒に考えていきたいと思っています。
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