こころの相談室_「おじゃりもうせ」に込めた思い

こころの相談室「おじゃりもうせ」に込めた思い こころの凪待ちブログ|おじゃりもうせ便り

「おじゃりもうせ」

この言葉を目にしてみて、どんな印象を持ちますか?

聞き慣れず、少し不思議な響きかもしれません。
でも、この言葉の意味を知ったとき、私はここ以外の名前は考えられないと思いました。

「おじゃりもうせ」とは、鹿児島県のある地方に伝わる言葉で
「よく来てくれましたね」「いらっしゃいませ」という意味です。

この言葉に込めたのは、「よくこの相談室と出会ってくれましたね」という出会いへの感謝の気持ちです。


カウンセリングの扉を開くまでに、どれほどの時間と葛藤があったか。

「こんなことで相談していいのかな」「もっとつらい人がいるのに」「うまく話せるかわからない」そんな気持ちを抱えながら、それでも一歩踏み出してくれたこと。

その勇気を、まず受け取りたいのです。

精神科・心療内科で長年、さまざまな悩みをもつ方やそのご家族と向き合ってきました。その経験の中でずっと感じてきたことがあります。
人と人との出会いは、一度きりだということです。

同じ悩みを持つ人は他にもいる。

でも、あなたという人は世界にひとりだけです。
あなたがこの相談室と出会い、話してくれる時間は、どんなに短くても、かけがえのないものだと思っています。

だから私たちは、一期一会を大切にしたいのです。


カウンセリングは、答えを与える場所ではありません。一緒に考える場所です。

うまく話せなくても、言葉にならなくても、大丈夫です。
話したいけれど何を話せばいいかわからない、そんな状態のままでも来てもらえたら、それが出発点になります。

あなたが自分の気持ちと向き合う時間を、そっと一緒に歩んでいきたいと思っています。

精神科・心療内科での長年の臨床経験を活かしながら、公認心理師・臨床心理士として、あなたの話を丁寧に受け取り、あなたが自分らしく生きていけるよう、一緒に考えていきたいと思っています。


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